美容業界に入ってから、ずっと感じてきたことがあります。
それは、「美容師って、華やかに見えるけれど、実はすごく厳しい世界だな」ということ。
長時間労働、低賃金、休みが少ない、そして離職率の高さ。 実際に自分が働いてみて、「これは誰だって続けるのが難しい」と思いました。
でも、私は思うんです。
美容という仕事には、人生を変える力がある。 人を前向きにさせたり、自信を取り戻させたり、気持ちを軽くする力がある。
だからこそ、この業界を“夢のある仕事”にしていきたい。 そう思って、私は「まずは働くスタッフの幸せを大切にする」ということを何よりも優先してきました。
私がよく言う言葉があります。
「会社はスタッフのためにある。スタッフはお客様のためにいる。」
この考え方を本気で実現しようと思ったら、働く環境を根本から見直す必要がありました。
その一歩として取り組んだのが、育児休業の取得推進です。 美容業界ではまだまだ制度が整っていないことも多い中、当社では育休取得率100%、そして全員が復職しています。
スタッフが子育てをしながら働ける。 そして、大事な家庭の時間を大切にしながらも、美容の仕事を続けられる。
そんな環境を作ることが、ひいてはお客様へのサービスの質につながると信じています。
事実、ここ数年で当社の離職率は10%以下。 美容業界の中では、かなり低い水準です。
そして、当社は「群馬いきいきカンパニー」として、群馬県からの認証を取得しています。
この認証は、単に申請すればもらえるものではありません。多くの一般企業でさえ取得が難しいとされる中、当社のような美容業で取得できたことは、スタッフの働く環境づくりに本気で向き合ってきた証だと考えています。
もちろん、環境を整えることは「楽に働くこと」を目指しているわけではありません。
本気でお客様と向き合うために、まずは自分や周りを大切にできる土台をつくる。
そのために、これからも“働きやすさ”と“やりがい”を両立できる職場を追求していきたいと思っています。
次回は、これからの美容業界に私たちがどう関わっていくか、そして「夢を持てる業界」にしていくために考えていることをお話しします