縮毛矯正をかけた日の夜、お風呂から上がって、タオルで髪を包んだまま少し休憩。スマホを見ているうちに、気づけば30分。「そのうち乾くだろう」と、半乾きのまま布団に入ってしまう。
縮毛矯正のあとに髪を乾かす手間を省いていると、せっかくの仕上がりを自分で崩してしまうことがあります。この記事では、縮毛矯正のあとに髪を乾かす理由と、ドライヤーのかけ方を、前橋の美容室umbrellaの考え方に沿ってお伝えします。
縮毛矯正のあとは、濡れた髪がいちばん不安定

当店では、縮毛矯正をかけたお客様に、仕上がり当日から数日間の過ごし方として必ずお伝えしていることがあります。それは「お風呂上がりは、しっかり乾かしてください」ということです。
髪は、濡れているときがいちばん不安定な状態です。縮毛矯正をかけて髪が不安定なときは、とくにしっかり乾かしてほしいと考えています。
濡れたままの髪は、形が定まりきらず、ちょっとした摩擦や重みの影響を受けやすくなります。タオルでこすったり、濡れたまま寝返りを打ったりするだけでも、髪には負担がかかります。
だからこそ、縮毛矯正のあとは「濡れている時間をできるだけ短くする」ことが大切です。
乾かすことが、かけた日より2週間後・3週間後の差になる
縮毛矯正は、かけた日の仕上がりだけでは良し悪しが決まりません。当店では、差が出るのは、かけた日よりも2週間後、3週間後だと考えています。
かけたところは、クセがほぼ戻らないのが縮毛矯正です。ただ、そのあとの扱い方によって、髪のまとまり方や手触りは変わってきます。家でのケアをおろそかにすると、傷んで広がりやすくなってしまうからです。
なかでも毎日の「乾かし方」は、いちばん手軽で、いちばん差が出やすいケアです。特別な道具もいりません。お風呂上がりのドライヤーを丁寧にするだけで、数週間後の髪の状態が変わってきます。
こんな乾かし方、していませんか?
- タオルでゴシゴシこすって、水気をとったつもりになっている
- ドライヤーは根元だけ。毛先は「あとは自然に乾くから」とそのままにしている
- 夜は疲れて、半乾きのまま寝てしまう日がある
- 湿気の多い日や冬の寒い日は、ドライヤーを早めに切り上げてしまう
ひとつでも当てはまるなら、まずは次のお風呂上がりから少しだけ見直してみてください。難しいことではありません。
縮毛矯正後のドライヤー、4つのポイント
縮毛矯正をかけた髪の乾かし方を、一般的なドライヤーの基本に沿って順番に整理します。
1. タオルは、こすらずに押さえる
髪をタオルで包み、軽く押さえるようにして水気を取ります。ゴシゴシこすると、濡れて不安定な髪に余計な摩擦が加わります。毛先は、タオルでそっと挟んで水分を吸わせるくらいで十分です。
2. 根元から乾かす
乾きにくい根元から先にドライヤーをあてます。根元が湿ったままだと、全体が乾いたように感じても、あとから根元がうねったり、浮いたりしやすくなります。手ぐしを通して、髪を軽くほぐしながら風をあててください。
3. 毛先まで、最後までしっかり乾かす
意外と見落としがちなのが毛先です。毛先は細く傷みやすい部分なので、「乾いたかな」と思ってもまだ湿っていることがあります。仕上げは、手のひらで触って、ひんやり感がなくなるまで。
4. 仕上げに冷風をあてる
全体が乾いたら、最後に冷風を軽くあてると、髪の表面が落ち着き、まとまりやすくなります。ずっと熱風をあてつづけるより、髪への負担も抑えやすくなります。
ドライヤーは、髪から少し離して、同じ場所にあてつづけないようにするのがコツです。
乾かし方を整えると、縮毛矯正のもちも変わる
縮毛矯正は、かけたところのクセがほぼ戻らない施術ですが、髪が伸びてくれば、根元のクセは出てきます。伸びてきた部分が気になり出すのは、3~6か月ぐらいが目安です。そのころには、根元だけにかける縮毛矯正をおすすめしています。
つまり、縮毛矯正の「もち」は、かけたところの話と、伸びてきたところの話の2つに分かれます。かけたところの手触りやまとまりを保つには、毎日のお手入れが大切です。ここで差が出るのが、さきほどの乾かし方です。
縮毛矯正と髪質改善の違いや、仕上がりの持ち方については、こちらの記事も参考にしてください。
umbrellaが「かけたあとまで」を考える理由
当店は、縮毛矯正を「かけた日で終わり」とは考えていません。ダメージを最小限に抑えて仕上げる、傷ませない髪質改善ストレートも、その考えから生まれたメニューです。詳しくは髪質改善のメニューページをご覧ください。
髪質改善ストレート(カットなし)は24,530円(税込)、カット付きは27,830円(税込)です。薬剤が違えば、ダメージの出方も仕上がりも変わります。そのうえで、仕上がってからのお手入れまで含めてご案内するのが、当店のやり方です。
前橋は冬になると、からっ風で空気が乾きます。車での移動が多い方は、帰りの車内で髪が冷える、ということもあるかもしれません。そんな季節こそ、帰宅後のドライヤーを面倒がらずに続けていただきたいと思います。
こんな方におすすめの記事です
- 縮毛矯正をかけたばかりで、家でのお手入れを知っておきたい方
- 縮毛矯正をかけたあと、手触りがだんだん変わってきたと感じる方
- 夜はつい半乾きのまま寝てしまいがちな方
- ドライヤーのあて方を、いちど見直してみたい方
よくある質問
Q. 縮毛矯正のあと、自然乾燥のほうが髪にやさしいですか?
濡れている時間が長いほど、髪は不安定な状態が続きます。ドライヤーの熱が気になる方も多いですが、離して使い、最後に冷風を使うなど、あて方を工夫しながらしっかり乾かすことをおすすめします。
Q. 縮毛矯正をかけた当日は、シャンプーしてもいいですか?
施術後の過ごし方は、使った薬剤や髪の状態によって変わります。当日のお手入れについては、担当のスタイリストが施術後にご案内しますので、その内容に沿ってお過ごしください。
Q. 夜寝る前、どのくらいまで乾かせばいいですか?
「触って湿っていない」ところまでが目安です。とくに毛先と、耳まわり・襟足の根元は乾きにくいので、手のひらで触って確かめてみてください。
Q. ドライヤーの時間が長くて、つらいです。
タオルで水気を押さえてから乾かすと、ドライヤーの時間を短くしやすくなります。それでも負担に感じる場合は、担当のスタイリストに、今の髪の長さや量に合った乾かし方を聞いてみてください。
まとめ
縮毛矯正のあとにいちばん大切なのは、お風呂上がりにしっかり乾かすことです。濡れている髪は不安定で、縮毛矯正をかけた直後はとくに丁寧に扱いたい時期です。かけた日の仕上がりだけでなく、2週間後、3週間後の髪の状態を左右するのは、毎日のこの習慣です。
- 秋から冬にかけての乾燥と髪の関係は、秋のうねりは湿気ではなく乾燥。梅雨と対処法が変わる理由でも触れています。
縮毛矯正のあとのお手入れやドライヤーのかけ方で気になることがあれば、ご来店時に気軽にお声がけください。






