デジタルパーマをかけて1年。毛先は少し伸びて、あれだけ楽だった朝のスタイリングが、なんだか決まらなくなってきた。そんな違和感はありませんか。
かといって、このままバッサリ切りたくはない。せっかくかけたパーマの動きを残しながら、もう少し髪を伸ばしたい。伸ばしかけの時期は、そんな悩みが一番出やすいタイミングです。
放っておくと、伸びた分だけ重さが下に溜まります。パーマの動きは毛先に残っているのに、上の方はぺたんと落ちてしまい、全体のバランスがちぐはぐに見えがちです。
この記事では、約1年前にかけたデジタルパーマを活かしたまま伸ばしていくために、umbrella で行ったレイヤー(段差)の入れ方とカラーの考え方をご紹介します。
伸ばしかけでも動きが出る、暖色ブラウンのレイヤースタイル

後ろ姿の写真です。長さは肩にかかるくらいのミディアムで、色みは赤みを含んだ暖色系のブラウン。光が当たる部分に自然なツヤが出ています。毛先は外に流れるように、やわらかく動いているのがわかります。
今回のお客様のご希望は「約1年前にかけたデジタルパーマを活かして、伸ばしていきたい」というものでした。
そこでこだわったのが、オーバーセクション(頭の上側の層)にレイヤーを足すことです。
なぜオーバーセクションにレイヤーを足すのか
髪を伸ばしていくと、重さは下へ下へと集まります。特に上の層は、長さが出るほど自重で寝てしまい、根元のふんわり感が出にくくなります。
そこで、上の層にあらかじめ段差を作っておきます。軽くなった分だけ髪が上に動きやすくなり、伸びてきても全体の動きが出やすくなる、という考え方です。
下の層はなるべく長さを残すので、「伸ばしたい」という気持ちを邪魔しません。切りすぎず、でも重くしすぎない。伸ばしかけの方には、この加減がいちばん大切だと考えています。
パーマの動きを活かすには、カットとカラーをセットで考える
パーマは、かけた直後がいちばん形がきれいです。そこから髪が伸びるにつれて、カールの位置が少しずつ下がり、毛先だけに動きが集まります。
このとき、カットで形を整え直さないままカラーだけ変えても、全体の印象はあまり変わりません。逆に、カットだけでもツヤが足りなければ、動きが活きて見えません。
だから umbrella では、カットとカラーを分けずに、同じ日の流れの中で考えます。
今回のお客様は、髪質改善カラー + プレトワコース + カットの組み合わせでした。動きを活かすための段差はカットで、髪の質感とツヤは髪質改善カラーで整える、という役割分担です。
プレトワコースの内容や、ご自身の髪に合うかどうかは、カウンセリングで髪の状態を見ながらご説明します。
髪質改善カラーで色とツヤを整える
髪質改善カラーは、umbrella の核になっているメニューです。
酸熱や水素のトリートメントのように、熱や放置時間に頼る施術とは考え方が違います。カラー剤やストレート剤のアルカリの力でキューティクルの隙間を開き、その隙間からトリートメント成分を髪の内部に入れ込みます。薬剤の施術とトリートメントを一体で行う設計です。
だから、色を入れながら髪を傷ませにくくできます。パーマ履歴のある髪は、すでに負担を受けている部分があるため、この「傷ませない」という考え方が特に大切です。
髪質改善カラーの料金は 13,530円(税込) です。カットやプレトワコースを組み合わせる場合の合計は、髪の長さや状態で変わるため、施術の前にお見積もりをお伝えします。
メニューの詳しい内容は、髪質改善メニューのページとカラーメニューのページにまとめています。
こんな方におすすめのスタイルです
- 伸ばしかけで、今の長さをなるべく残したい
- 1年ほど前にかけたパーマが少し緩んできた
- もともと緩いくせがあり、伸びると広がりやすい
- 髪が伸びると上が寝て、ぺたんとしてしまう
- 暖色系のブラウンで、肌なじみのよいツヤを出したい
- 毎朝のセットに、あまり時間をかけられない
とくに、伸ばしかけの方と緩いくせのある方には試してほしい組み合わせです。くせがある髪は、重さで下に引っ張られると、うねりが毛先に集まって広がりやすくなります。上の層が軽くなっていると、うねりが出ても全体のシルエットが崩れにくくなります。
パーマを活かして伸ばすときの、3つのポイント
1. 毛先の長さは急いで整えすぎない
伸ばしている途中は、毛先を大きく切りたくなる時期でもあります。ただ、切りすぎるとまた最初から伸ばすことになります。
umbrella では、傷みが強い部分だけを整え、残せる長さは残します。「どこまでなら切らずに済むか」を一緒に相談しながら決めていきます。
2. 上の動きは、レイヤーで先に作る
毛先に残ったパーマの動きに合わせて、上の層にも動きの出る長さを足します。上と下で動きの種類をそろえることで、全体がまとまって見えます。
3. 色は「ツヤの出る明るさ」に
明るすぎる色は、ツヤが出にくく、パーマ履歴のある髪では毛先がパサついて見えることもあります。
暖色系のブラウンは、光を拾って髪の表面にやわらかい反射を作りやすい色です。写真のように、背中側でもツヤが見えます。
自宅でのケア方法
パーマの動きを長持ちさせて、きれいに伸ばしていくために、ご自宅でできることをお伝えします。
ドライヤーは根元から
髪が濡れているとき、パーマの動きは不安定です。まず根元を中心に乾かして、そのあと毛先に風を当てます。毛先を先に乾かしすぎると、カールがだれやすくなります。
乾かし終わりは、冷風で整える
最後に冷風を当てると、髪の形が落ち着きます。仕上げに少量のオイルかミルクを毛先になじませると、ツヤも出ます。
ブラッシングは毛先からやさしく
絡まりやすい毛先から、少しずつ上へ向かってとかします。根元から一気にとかすと、パーマの動きがほどけやすくなります。
ブローやコテで形を作りすぎない
動きを活かしたいときは、手ぐしと軽いスタイリング剤だけで十分です。熱を当てすぎないほうが、パーマの持ちも髪の状態も安定します。
よくある質問
Q. 1年前のデジタルパーマが残っていても、カラーはできますか?
髪の状態を見てから判断します。パーマの履歴がある髪は、部分によって傷み方が違います。カウンセリングで、髪の状態に合わせた薬剤や進め方をご提案します。
Q. 伸ばしている途中でも、レイヤーを入れて大丈夫ですか?
入れる位置と量を調整すれば大丈夫です。今回のように、上の層だけに段差を足して、下の長さを残す方法もあります。「どのくらい伸ばしたいか」を先にお伝えください。
Q. 緩いくせがある髪でも、同じようなスタイルになりますか?
髪質によって仕上がりは変わりますが、緩いくせは動きを出すときの味方になります。ご自身のくせを活かす方向でカットを考えます。
Q. 料金はいくらかかりますか?
髪質改善カラーは13,530円(税込)です。カットやプレトワコースを組み合わせる場合は、髪の長さや状態により変わるため、施術前にお見積もりをお伝えします。
Q. デジタルパーマをかけるときの考え方を知りたいです。
直毛でコテが続かない方向けに、デジタルパーマの考え方をまとめた記事があります。パーマを検討中の方は、直毛でコテが効かない?デジタルパーマなら朝が楽にもあわせてご覧ください。
まとめ
約1年前にかけたデジタルパーマを活かしながら、髪を伸ばしていく。そのために、オーバーセクションにレイヤーを足し、髪質改善カラーでツヤのある暖色ブラウンに整えました。
伸ばしかけの時期は、迷いが出やすい時期です。「切りたくないけれど、このままだと重い」という気持ちに合わせて、残す長さと軽くする場所を一緒に決めていきます。
関連記事: 直毛でコテが効かない?デジタルパーマなら朝が楽に|前橋
umbrella (アンブレラ)
住所: 群馬県前橋市小相木町388-1
電話: 027-253-5657
営業時間: 9:00~19:00
定休日: 毎週日曜日
駐車場: 19台






