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縮毛矯正の薬剤選び、美容師は髪のどこを見ている?|前橋市umbrella
2026-09-14

縮毛矯正の薬剤は、どのサロンでも同じものを使っていると思っていませんか。実は美容師は施術に入る前に、髪を濡らして質感を確かめ、その日の髪の状態に合わせて薬剤の組み合わせを変えています。ここを飛ばして「いつも通り」で進めてしまうと、見た目には分からないまま髪の内部だけがどんどん傷んでいくことがあります。

今回は、umbrellaの美容師が縮毛矯正の薬剤選びで実際に何を見ているのか、その診断の基準をご紹介します。

濡らして透かすと、髪の本当のダメージが見える

縮毛矯正の薬剤診断で見る髪の状態

縮毛矯正の薬剤選びは、乾いた髪を見るところから始まりません。まず髪をしっかり濡らし、光に透かして状態を確認します。乾いたままだと、スタイリング剤やクセの影響で本来のダメージレベルが隠れてしまうためです。

このとき美容師が特に注意して見ているのが、濡れた髪の質感と弾力です。濡らした瞬間にテロテロとした頼りない質感になっていたり、指で軽く引っ張っても弾力をほとんど感じなかったりする場合、それは髪の内部にある「シスチン」というタンパク質の結合が大きく失われているサインとされています。シスチンは髪の強さやまとまりを支える大切な成分なので、ここが大幅に減っている状態で通常通りの施術を進めてしまうと、切れ毛や大きなダメージにつながりやすくなります。

診断の結果、この状態が強く出ている場合は、施術そのものを一度見送る、あるいは負担を抑えた工程に切り替えるという判断も必要になります。「とりあえずかけてみる」ではなく、「来店時点でどこまでできる髪の状態か」を先に見極めることが、縮毛矯正の薬剤選びの出発点です。

pHと還元剤の組み合わせで、薬剤は変えられる

縮毛矯正の薬剤には、クセを伸ばすために働く「還元剤」という成分が入っています。この還元剤にはいくつか種類があり、それぞれ働くpH(酸性・中性・アルカリ性のバランス)の域が異なります。チオグリコール酸のようにアルカリ性の強い域で働くタイプもあれば、GMTやスピエラのようにより中性・酸性に近い域で働く、比較的やさしい設計のタイプもあります。

美容師はこれらを単体で使うのではなく、髪の状態に合わせて配合のバランスを調整します。ダメージが少なく、しっかりクセを伸ばしたい髪にはアルカリ性寄りの設計を、逆にダメージが気になる髪には中性に近い設計を多めに配分する、といった具合です。同じ「縮毛矯正」という施術名でも、実際に髪に乗せている薬剤の中身は、その日の髪の状態によって毎回変わっていると考えていただくのが正確です。

umbrellaの髪質改善ストレートも、この考え方をベースにしています。カラーやストレート剤が持つアルカリの力を利用し、キューティクルの隙間からトリートメント成分を髪の内部に入れ込んでいく設計で、酸熱トリートメントや水素トリートメントのような「熱・放置時間に依存する単体施術」とは仕組みが異なります。薬剤の力とトリートメント成分の補修を同時に行うことで、かけっぱなしにしない持続的な扱いやすさを目指しています。

「範囲」と「間隔」も、診断結果から決まる

薬剤選びと合わせて、美容師が診断の結果から判断しているのが「どこまでかけるか」という範囲です。全体にクセが強く出ている方もいれば、前髪やフェイスラインだけが気になるという方もいます。診断で範囲を見極めることで、負担をかけたくない部分にまで薬剤を乗せずに済みます。

また、根元だけが伸びてクセが出てきた場合は、全体をかけ直すのではなく伸びた部分だけを施術する「リタッチ」という選択肢もあります。前回施術済みの毛先にまで重ねて薬剤を乗せないため、髪への負担を抑えながらクセを抑えられます。範囲や間隔の目安は髪の伸びる速さによって変わるため、来店時のカウンセリングで髪の状態を見ながらご案内しています。

料金の目安

umbrellaの髪質改善ストレートは以下の通りです(税込)。

  • 髪質改善ストレート(カットなし) ¥24,530
  • 髪質改善ストレート+カット ¥27,830

カットを含めるかどうかで金額が変わりますので、ご予約の際にどちらの内容かをお選びいただけます。根元だけのリタッチなど範囲が限られる場合の料金は、診断結果を見た上でカウンセリング時にご案内します。

こんな人におすすめ

  • 以前ほかのお店で縮毛矯正をかけて、思っていた以上に髪が傷んでしまった経験がある方
  • 「うちの髪質にはどの薬剤が合っているのか」を美容師にきちんと説明してほしい方
  • 前髪やフェイスラインなど、部分的なクセだけを何とかしたい方
  • 根元のクセだけが気になり始めていて、全体をかけ直すほどではないと感じている方
  • 40代になり、髪質の変化やダメージの出方が以前と違うと感じ始めている方

自宅でのケア方法

施術後の髪をできるだけ長持ちさせるには、自宅でのシャンプーとドライヤーの当て方が関わってきます。洗うときは爪を立てずに指の腹で頭皮を洗い、髪同士をこすり合わせないようにすると、キューティクルの摩擦によるダメージを減らせます。

乾かすときは、根元からしっかり乾かしてから毛先に移るのが基本です。毛先だけを先に乾かそうとすると、根元が生乾きのまま時間が経ち、ドライヤーの熱を余分に浴びることになります。仕上げに冷風を軽く当てると、キューティクルが引き締まり、まとまりやすさが続きやすくなります。

よくある質問

Q. 縮毛矯正の薬剤は、必ず1種類だけで施術するのですか。
いいえ。多くの場合、髪の状態に合わせて複数のタイプの薬剤を組み合わせて使います。診断結果によって配合のバランスを変えるのが一般的です。

Q. 濡れた髪の質感が悪いと言われたら、その日は施術できませんか。
状態によります。程度が軽ければ薬剤の種類や工程を調整して施術できることもありますが、ダメージが強く出ている場合は、施術を見送りトリートメントでの回復を優先することもあります。まずはカウンセリングで髪の状態を見せてください。

Q. 前に他のお店でダメージが出たのですが、また同じようになりませんか。
以前の施術でどのような薬剤・工程が使われたかは分からないことが多いため、当日の髪を濡らして診断した上で、負担の少ない工程をあらためて組み立てます。診断の結果次第で範囲や薬剤の配分を変えられるので、まずは状態を見せていただくことをおすすめします。

Q. 根元だけのリタッチと全体の縮毛矯正、どちらが良いか自分では判断できません。
根元の伸び具合とクセの強さ次第で変わるため、来店時に髪を見ながらご提案します。無理に全体をかけ直す必要がない場合は、リタッチの範囲をご案内します。

まとめ

縮毛矯正の薬剤選びは、髪を濡らして透かし、質感や弾力からダメージレベルを見極めるところから始まります。そのうえで還元剤のpHバランスを調整し、範囲や間隔を診断結果に合わせて決めていくのが、美容師が薬剤を選ぶときの基準です。umbrellaの髪質改善ストレートも、この診断を土台に、薬剤の力とトリートメント成分の補修を組み合わせて工程を組み立てています。

過去の施術でダメージが気になった方も、まずは濡れた髪の状態を見せていただくところから始めませんか。当店の髪質改善メニューについても詳しくご案内しています。

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ご予約はこちらからお願いいたします。

umbrella (アンブレラ)|群馬県前橋市小相木町388-1|027-253-5657|営業時間 9:00~19:00(定休日:毎週日曜日)

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