前髪はまっすぐなのに、鏡を斜めから見ると顔まわりだけ広がっている。分け目を変えた瞬間、こめかみのあたりがふわっと浮いてしまう。そんな経験はありませんか。
「くせがあるのは前髪だけ」と思い込んで全体施術を諦めていたり、逆に「前髪も含めて全体をかけないと意味がない」と考えて一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。実は、くせが出ているのが顔まわりだけなら、その部分だけを施術する選択肢があります。範囲を絞ることで、時間もダメージも最小限に抑えながら、気になる部分だけをすっきりさせられます。
前髪だけ・顔まわりだけ・前髪+顔まわり、範囲の違い

部分的な縮毛矯正といっても、施術する範囲にはいくつかのパターンがあります。
- 前髪だけ:目の高さから眉尻あたりまでの、いわゆる前髪部分
- 顔まわりだけ:もみあげから頬にかかる、指2本分程度の毛束
- 前髪+顔まわり:この2つを合わせた範囲
前髪はストレートで扱いやすいのに、顔まわりの後れ毛やもみあげ側だけがうねって広がる、という方には「顔まわりだけ」の施術が向いています。逆に、前髪自体にくせがあって割れやすい、分け目が定まらないという方には「前髪だけ」、両方が気になる方には「前髪+顔まわり」が候補になります。
範囲を決める基準は人によって異なります。分け目の位置、髪の量、くせの強さによって、同じ「顔まわり」でも施術すべき幅は変わってきます。umbrellaでは、まずカウンセリングで日々のスタイリングや気になる部分をお伺いしたうえで、実際に髪を触りながら範囲を決めています。
美容師目線で見る、施術範囲の決め方
顔まわりだけの施術では、前髪だけの施術とは違う判断が必要になります。
一番のポイントは「分け目を変えたときにどう見えるか」です。前髪は分け目を変えてもある程度は形が保たれますが、顔まわりの毛束は分け目を変えると見える範囲が大きく変わります。左右どちらの分け目にしても違和感が出ないように、施術前に何パターンか分け目を変えてくせの出方を確認しておくことが大切です。
また、顔まわりの生え際は毛流れが一方向にまとまっていないことが多く、施術の境目が見えやすい部分でもあります。umbrellaでは、境目をぼかす工程を丁寧に行うことで、部分的な施術でも自然な仕上がりになるよう調整しています。範囲を欲張りすぎず、必要な部分だけに留めるのも、不自然な仕上がりを避けるための技術判断のひとつです。
顔の輪郭とのバランスも見ています。顔まわりの毛束がまっすぐになりすぎると、かえって輪郭が強調されて見えることがあります。umbrellaの髪質改善ストレートは「まっすぐすぎない」仕上がりを大切にしており、これは顔まわりだけの施術でも変わりません。詳しい設計の考え方は、髪質改善ストレートのメニューでもご紹介しています。
顔まわりだけに絞るメリット
顔まわりだけの施術には、全体施術にはない利点があります。
1つ目は、分け目の自由度を保てることです。前髪まで施術してしまうと分け目を変えづらくなる場合がありますが、顔まわりだけであれば、分け目を変えるスタイルの幅を残しながら気になる広がりだけを抑えられます。
2つ目は、小顔に見えやすくなることです。顔まわりの毛束がうねって外に広がっていると、輪郭よりも髪の存在感が先に目に入りやすくなります。顔まわりをまとまりやすくすることで、輪郭に沿って髪が収まり、すっきりした印象になりやすい傾向があります。
3つ目は、施術する範囲が狭い分、ダメージを与える範囲そのものを小さくできることです。umbrellaの髪質改善ストレートは、放置時間や温度に頼らず、薬剤のアルカリの力を利用してキューティクルの隙間からトリートメント成分を髪の内部に入れ込む設計です。範囲を絞ることは、この設計を活かしながら負担をさらに抑えることにつながります。
前髪はそのままの長さ・形を活かしたい、伸ばしている途中で触りたくない、という方にとっても、顔まわりだけの施術は選びやすい方法です。
弱酸性ストレート剤との相性
部分的な縮毛矯正は、弱酸性のストレート剤との相性が良いとされています。弱酸性の薬剤は、従来のアルカリ性の薬剤に比べて髪への負担が少なく、自然な仕上がりになりやすいという特徴があります。狭い範囲だけを施術する部分縮毛矯正では、仕上がりの境目が目立ちにくいことが特に重要になるため、薬剤選びも仕上がりを左右する要素のひとつです。
umbrellaでも、髪の状態や施術範囲に応じて薬剤を選定しています。低ダメージを重視した施術の考え方については、低ダメージの酸性ストレートとはでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
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こんな方におすすめ
- 前髪は気にならないが、顔まわりの後れ毛やもみあげ側だけがうねる方
- 分け目を変えるとこめかみのあたりがふわっと浮いてしまう方
- 小顔に見えるよう、顔まわりの髪をすっきりまとめたい方
- 前髪の長さ・形は変えずに、顔まわりだけ扱いやすくしたい方
- 全体施術ほどの時間や負担はかけたくないが、気になる部分は整えたい方
- 分け目の自由度を残しながら、うねりだけを抑えたい方
よくある質問
Q. 前髪と顔まわり、両方気になる場合はどうしたらいいですか?
両方くせが気になる場合は、前髪+顔まわりの範囲でまとめて施術することも可能です。カウンセリングで実際の生え方を確認しながら、範囲を一緒に決めていきます。無理に前髪だけ、顔まわりだけと絞る必要はありません。
Q. 顔まわりだけ施術したあと、分け目を変えても大丈夫ですか?
はい、変えていただけます。むしろ顔まわりだけの施術では、事前に複数の分け目パターンでくせの出方を確認したうえで範囲を決めているため、分け目を変えたときの見え方も想定して施術しています。気になる場合は、施術前にどの分け目で過ごすことが多いかをお伝えください。
Q. どのくらいの期間、効果が続きますか?
施術から3~4ヶ月程度は、まとまりやすさが続きます。ただし、新しく生えてくる根元部分は6~8週間ほどでくせが出始めます。顔まわりは目に付きやすい部分でもあるため、根元のくせが気になり始めたタイミングで、メンテナンスをご相談いただく方が多いです。
Q. 料金の目安を教えてください。
全体施術(髪質改善ストレート ¥24,530(税込)、カット込みは¥27,830(税込))と比べると、施術範囲が狭い分、料金は抑えられます。具体的な金額は施術範囲によって変わるため、カウンセリング時に正確にご案内しています。
Q. 弱酸性ストレート剤は、どんな髪質にも使えますか?
髪の状態やくせの強さによって、適した薬剤は異なります。弱酸性の薬剤は負担を抑えやすい一方、くせの強さによっては別の薬剤を選ぶ方が仕上がりが安定する場合もあります。カウンセリングで髪の状態を確認したうえで、最適な薬剤を選定しています。
まとめ
顔まわりだけの部分縮毛矯正は、前髪だけの施術とは判断の基準が少し異なります。分け目を変えたときの見え方、生え際の毛流れ、顔まわりのバランスを見ながら範囲を決めることで、部分的な施術でも自然な仕上がりに近づけられます。
前髪はそのままに、気になる部分だけをすっきりさせたい方は、まず一度、髪の状態を見せていただきながらご相談ください。
前髪だけの施術についてより詳しく知りたい方は、前髪だけの縮毛矯正、どこまでの範囲でかけられる?もあわせてご覧ください。
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