「個性的な色にしたいけれど、ブリーチは髪が心配」。そう思って、毎回いつものブラウンを選んでいませんか。
実は、ブリーチをしなければ赤やボルドーのような深い色は出せない、というのは思い込みの一つです。髪が元々持っている色みを読み取って薬剤を組み立てれば、ブリーチなしでも奥行きのある赤みは楽しめます。
この記事では、秋らしい紅色に仕上げたボルドーのボブを例に、ブリーチなしで深い赤みを出す考え方と、軟毛さんが色選びで気をつけたいポイントをお伝えします。
「ブリーチしないと派手な色は無理」と諦めていませんか
髪色を変えたいとき、多くの方が「明るくするにはブリーチが必要」「赤は色落ちが早くて続かない」と考えて、結局いつもの落ち着いたブラウンに戻ってしまいます。
この「あるある」を続けていると、次のような小さな物足りなさが積み重なりやすくなります。
- 毎回同じ色で、鏡を見ても気分が変わらない
- 秋の服や小物に合わせたいのに、髪だけが季節から取り残される
- 本当は挑戦したい色があるのに、傷みが怖くて相談もできない
どれも大きな問題ではありませんが、40代になると「髪くらいは楽しみたい」という気持ちがむしろ強くなる方も多いものです。umbrellaでは、その気持ちを諦めずに済むよう、ブリーチに頼らない色づくりを大切にしています。
不安に思わなくて大丈夫です。髪の状態と元の色みを見極めれば、傷ませずに叶えられる範囲は意外と広いのです。
秋らしい紅色のボルドーボブ

こちらが今回のスタイルです。後ろから見た、あごラインのボブ。根元は少し深みがあり、毛先に向かって赤みがしっかり出た、ボルドーに近い紅色に仕上がっています。
写真で注目したいのは、頭頂からトップにかけて走る、光の帯のような艶です。赤系の色は光を受けると濃淡がはっきり出るので、艶がある髪ほど色が映えます。逆に言えば、赤みのカラーは髪の表面が整っているほど美しく見えるということです。
襟足はすっきりと短く、ボブの重さが首元で止まる形にしてあります。赤みのある色は存在感が出るぶん、シルエットはシンプルにまとめると大人っぽい印象に落ち着きます。
黄メラニンを活かすと、ブリーチなしでも赤が深くなる
今回のお客様のお悩みは「秋らしく紅く」したい、というものでした。髪質は軟毛で、元の髪には黄みの色素 (黄メラニン) が多めに残っていました。
黄メラニンとは、髪が元々持っている黄色~オレンジ寄りの色素のことです。この色素は赤みの色と相性が良く、うまく活かすとブリーチで色を抜かなくても、赤が澄まずに深く入りやすくなります。
担当スタッフが組み立てたレシピは次の通りです。
- ベースにアディクシーのボルドーを使用
- そこにシーディルのレッドブラウンを、ほんの少しだけ添加
- 色を足しすぎず、奥行きだけを足すイメージ
ボルドー単色だと、光に当たったときに色が平面的に見えることがあります。レッドブラウンをほんの少し混ぜることで、影の部分に茶色の深みが出て、同じ赤でも立体感のある仕上がりになります。この「ほんの少し」の加減が、仕上がりの上品さを左右するポイントです。
傷ませないために、umbrellaが考えていること
髪質改善は他のサロンでも行われていますが、umbrellaが一番大切にしているのは「ダメージをさせない」ことです。
umbrellaの髪質改善は、放置時間を置いて温度で反応させるタイプの施術とは設計が異なります。カラー剤のアルカリの力でキューティクルがひらいた状態を活かし、そのすき間からトリートメント成分を髪の内部に届けていきます。色づくりと髪の内部の補修を同じ施術の中で行うので、色を入れること自体が傷みの原因になりにくい考え方です。
軟毛の方は、薬剤の影響を受けやすくコシも出にくい傾向があります。だからこそ、むやみに明るさを追わず、元の色みを活かす今回のようなアプローチが向いています。
施術の流れと料金について
今回のメニューは、ツヤ髪カラーとカットにヘッドスパを組み合わせた内容です。
一般的な流れは次の通りです。
- カウンセリング (髪質・元の色みの確認、なりたいイメージの共有)
- カラー (レシピを髪に合わせて調整)
- ヘッドスパ
- カット・仕上げ
料金は、髪の長さや状態によって変わります。参考として、当店の正式メニューの料金は次の通りです。
- 髪質改善カラー: ¥13,530 (税込)
- 髪質改善カラー+【快眠】ヘッドスパ: ¥19,030 (税込)
- 髪質改善カラー+【至福】ヘッドスパ: ¥20,130 (税込)
今回ご紹介したスタイルと同じ内容を希望される場合は、カット・ヘッドスパの組み合わせによって総額が変わりますので、ご予約時やカウンセリングでご確認ください。
カラーのメニューについては、アンブレラのカラーリングのページで考え方をまとめています。
ヘッドスパを組み合わせるメリット
カラーの日にヘッドスパを組み合わせると、色の仕上がり以外にも良いことがあります。
- 頭皮の汚れや薬剤をしっかり落とした状態で仕上げられるので、毛先から根元まで艶が揃いやすい
- 施術中にリラックスでき、ご褒美の時間として過ごせる
- 頭皮がやわらかくなると、仕上がりのふんわり感が出やすくなる
特に赤系のカラーは、艶が色の見え方を大きく変えます。ヘッドスパでの頭皮ケアは、髪の艶を引き出すための土台づくりでもあります。詳しくはヘッドスパのメニューをご覧ください。
こんな方におすすめです
- ブリーチはしたくないけれど、個性的な色を楽しみたい方
- いつものブラウンに飽きて、秋らしい深い色に変えたい方
- 軟毛で、髪が細く、コシが出にくいことが気になっている方
- 傷ませず、艶のあるボブを楽しみたい40代の方
なお、元の髪色が濃い黒髪の方や、すでに何度もカラーを重ねた髪の方は、同じ色の出方にならないことがあります。まずはカウンセリングで、どのくらいの赤みが出せるかを一緒に確認しましょう。
自宅でのケア方法
赤系のカラーは、色を長く楽しむために毎日のケアが大切です。
- シャンプーのお湯はぬるめに: 熱いお湯は色落ちを早めます。熱すぎない、ぬるめの温度を心がけましょう
- 洗ったらすぐ乾かす: 濡れたままの髪は摩擦や色落ちの原因になります。タオルで押さえてから早めにドライヤーを
- 毛先を中心にトリートメントを: 乾燥しやすい毛先には、トリートメントをなじませて艶を保ちます
- ドライヤーの熱を当てすぎない: 髪から少し離し、同じ場所に当て続けないようにします
- 紫外線対策: 屋外が長い日は帽子や日傘で髪を守りましょう
色落ちが気になってくる頃には、赤みが少し茶色寄りに変わっていきます。これは自然な変化で、その移り変わりも秋冬の落ち着いた雰囲気として楽しめます。
よくある質問
Q. ブリーチなしでも本当に赤みは出ますか?
髪の元の色みや状態によって変わります。今回のように黄みの色素が残っている髪は、赤みが深く入りやすい傾向があります。カウンセリングで髪を見てから、出せる色の範囲をお伝えします。
Q. 軟毛でも似合いますか?
軟毛の方は、色が入りやすく艶も出やすいというメリットがあります。ボブのように重さを出せる形と合わせると、髪にまとまりも出やすくなります。
Q. 色落ちは早いですか?
赤系は他の色に比べて褪色を感じやすい色です。ただ、ご自宅でのシャンプーの温度やトリートメントを工夫すると、色の変化をゆるやかにしやすくなります。
Q. 仕事で派手な色が心配です
ボルドーは、光の当たり方で印象が変わる色です。室内では深みのある落ち着いたブラウンに見え、日差しの下ではほんのり赤みが出る、という方も多いです。希望の見え方を事前にお話しください。
まとめ
ブリーチをしなくても、髪が元から持っている色みを活かせば、秋らしい深い紅色は楽しめます。大切なのは、色の強さではなく、髪の状態に合わせたレシピと、艶を引き出す土台づくりです。
いつものブラウンに少し物足りなさを感じているなら、一度お話だけでも聞かせてください。
関連記事: 赤みブラウンで叶う艶、秋のデザインカラー / ブリーチなしローズハイライトの艶ボブ
umbrella (アンブレラ)
住所: 群馬県前橋市小相木町388-1
電話: 027-253-5657
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駐車場: 19台






